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考えごとや寝ている間など、無意識のうちに上下の歯をキリキリ、ガリガリとすり合わせることを歯ぎしりといいます。歯ぎしりによって歯やアゴに強い力がかかると、その力を受けた歯やアゴは大きなダメージを受けてしまいます。

歯ぎしりとなる明確な原因は、まだ分かっていません。

諸説ありますが職場や家庭における日常的なストレスの積み重ね、高さの異なる詰め物などで歯の噛み合わせが悪い、睡眠時無呼吸症候群と関係しているなどが挙げられます。

無意識のうちにクセとなっていることも多く、複数の原因が重なって起こることもあるようです。また歯ぎしりは本人に自覚がないため、意識的に止めることは難しいといわれています。

歯ぎしりが歯に与える影響は大きいです。
強い力をかけると歯がすり減るため歯の破損や摩耗、顎関節症や開口障害などに繋がります。金属や被せ物が取れやすくなり、歯がグラグラすることも多いです。

また、繰り返しすり合わせる動きは、歯を外側に拡げる働きかけをするため歯が移動することもあります。極端に歯がすり減ると歯にひびが入ったり、歯根が欠けたりするケースもあり、これが原因で知覚過敏を起こすことも珍しくありません。

さらに歯肉や歯の間に汚れが溜まった状態で歯ぎしりが繰り返されると、歯周病が悪化することもあります。

大人だけではなく子供でも歯ぎしりをすることがあり、特に乳歯から永久歯に生え変わる時期に行われることが多いです。

しかし、この時期の歯ぎしりは歯ぎしりによって噛み合わせのバランスを調整し、生えてくる永久歯の空間を確保していると考えられています。つまり、子供の歯ぎしりは成長の証であるためあまり気にすることはありません。ですがアゴや歯に痛みを感じたり、すり減りが気になったりする場合は注意が必要です。

歯ぎしりを意識的に止めることはできませんが、矯正歯科で提供するマウスピースで歯を守ることは可能です。HANAデンタルクリニックは八幡西区で歯科矯正を行っています。正しい噛み合わせや歯並びを目指す矯正歯科治療をはじめ、見た目を美しくする審美治療、歯を効果的に動かすインプラント矯正やコルチコトミー手術などについてもご相談ください。

地域密着型の歯科矯正で料金費用や治療期間など、ご要望に応じたプランをご提案いたします。八幡西区以外にお住まいの方も、歯科矯正に関するお悩みをお持ちならお気軽にお問合せください。